『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』が発売されたよとレンタル開始したよと高垣彩陽さんがブログでいうものだから、そう言われちゃあ見るしかないよねという話。

音楽が好きすぎる、音楽が人生、人生が音楽の音楽バカな父親、父親の人生には音楽以外に心が踊るものがなく、自分を取り巻く環境や生活は欝屈。

そんな父親と、

思春期特有(だとは思っていないが)

の心が叫び出したくなるような、わかっていることも分からないことも

どうにもならないこともある悩みや心の内なるもの、恋愛の悩みも、自分の人生、将来への不安や期待・・・

その年のころのすべてを抱えた娘との

「ハーツ・ビート・ラウド」ストーリー。

♪「Hearts Beat Loud」

hblmovie.jp

 

「人生に悩んだとき、芸術は生まれる」

劇中のセリフだが、これは本当に自分もそうだと思う。

芸術家ではないけれど。綺麗なものばかりを描いたものが好きではなくて。

私は苦しみの中で生まれたものを特に好んでいる。

心を表現、伝えるために使う手段としての音楽や文章や絵画が特に好き。

この映画は、そういった手段としての音楽が生まれている。

 

セッションから、音楽ができていく過程、音楽が流れる感じ、

すごい心地よくて、初めて聞いた曲だけど、身体が自然とリズム刻んでた。

 

1:16:06のようなシーンは個人的にすごく弱い。

そう、無名な親子が作った曲を唯一観客がいる前で、バンドとして演奏するシーンなんだけど。

誰も見向きもしなかった音楽に、皆が少しずつ夢中になっていくシーン。

 

作品のジャンルに関わらず、自分がとてつもなく弱いなぁと思うシーンは、

鬱屈とした時間や、誰にも理解されない、バカにされていたり認めてもらえないものや人が、

誰かの目に映って、それらが表立ってあらわになる瞬間。

例えば、無力だとバカにされていた弱い主人公が隠れていた才能、

もしくは努力して開花した結果があらわになって、認められること。

そうなりたいと心の底で「どうだ俺を見ろ!自分を見ろ!」ともし思っていたのだとしても、そうしたわけではなく、何かの行動の結果として誰かに見つかること。

そうゆうのに弱い・・・。

もうダメだと思って諦めて生きている人が、誰かや何かに影響されて人生が変わる経験や、瞬間を描くようなものにも弱い。

ちょっと違うかもしれないけれど、

サクセスストーリーや、シンデレラストーリー的なものにすごく心が動かされる。

ちょっとどころじゃない?ジャンルの名前はわかんないけど。

有名になるとかじゃなくてもいい。

ほんの少し、その存在を認められるようなもの。

 

そうゆう瞬間というものに弱い。

それに近い感覚になるシーンだったので、すごくあの瞬間が好き。

思わず込み上げてくるものがあった。

 

この映画が、人生を諦めているような人が描かれているわけじゃあないよ〜。

そういうものに自分が弱いというだけで(ˇωˇ)つ☎チンッ。

 

脱線したが、

劇中で流れる曲もめちゃくちゃいい。

楽曲自体がすごく素敵なのに、ストーリーと相まって歌詞もしみてくる。

♪「Blink-One Million Miles

はサムの心の内が解放されていくようなラブソングが、切なく苦しい。

サムの恋模様も切ない。

というか、切ない。。。

え、切なすぎん?・・・泣

うっうっ。泣 

 

変わらないものはなくて。

かわってしまっても、それはすべて悲しいものではなくて。

前へ進もう。と。

 

そういった父と娘の新たな人生への旅立ちのお話でした。

 

 

 

Spotifyで劇中曲が聞ける〜素晴らしい〜♪

open.spotify.com

 

レンタルもやってるみたいだけど、DVD安いな・・・

(私は配信レンタルで見たのだけれど)

思っていた以上に好みの映画だったな〜

  

 

そもそもなんで、『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』観たのかというと、

サム役の吹き替え担当が、高垣彩陽さんだったからです。

 

そして、ブログで

「映画も音楽もぜひチェックしてください!」

というものだから。

そう言われちゃあ見るしかないよね!!!!!!

ameblo.jp

 

 

中高生ぐらいのこの成長過程の微妙な年頃の声。

なんて言うかアンニョイな感じ。(アンニョイって何?)

吹き替えの独特なあの言い回しと言うか喋り方が好き・・・。

あの語尾のなんて言うか、ふぅ~んと言う感じ。

とか、

ホワッツ?!を日本語で吹き替えするときの、何?!のあの感じ~~~~(伝われ)

アニメではあんまりないこの吹き替えの感じすごい好きでほんと。。。

好きーーーーーーー!!

アニメだと、SAOのリズベットの普段の喋り方(篠崎里香の時)

いや、全然違うか。違うわ。

 

 

0:24:40「これってなんなの・・・?」

はいーーーこのセリフ聞くためだけに映画見て欲しいレベルのお声でした(すき)

いや、最高に好き。天才のそれ。

 

0:50:01

「うん、まあ、そう」

あーーーはい天才。

 

0:51:10

「だけど、バンドなんて非現実的」

だけど、と 非現実的

のところのこうゆうあれが本当に好き。(どうゆうそれ?)

ちょっと息を出しすぎないで絶妙に掠めるような、絞りすぎないけど普段よりか細く絞り出しているような声。

 

いや、もうあげだしたらきりがない。でした。

吹き替えボイスは全編に渡り、好きな声の出し方・・・!!!

 

特に好きなのは、

PS4のゲームソフト

Horizon Zero Dawn

Marvel's Spider-Man( スパイダーマン

ですね。

Marvel's Spider-Man( スパイダーマン

はまあ、聞いてみてくださいほんと。

好きすぎて、部屋中転げまわってる。

 

今までも、吹き替えされていたの見ているやつもあるけど見直したりしよう〜〜っと。

吹き替えのお声が本当に好きすぎて、ほんとたまらない。